トヨタ環境活動助成プログラム

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、12月4日、「トヨタ環境活動助成プログラム」の2007年度助成対象として27件のプロジェクトを発表しました。今年度の助成総額は約1億6千万円で、これにより、開始以来8年間の支援累計は世界42カ国140件で約14億円となります。
このプログラムは、トヨタが1999年に「グローバル500賞」を受賞したことを記念して開始したもので、環境学習や環境技術分野で実践的なプロジェクトを推進するNPOなど民間非営利団体・グループの活動を支援するものです。支援は助成金額等に制約のない一般枠と、助成額に上限のある小規模枠で構成されています。今回4月から6月の募集期間中に、一般枠は373件(昨年度424件)、小規模枠は地域に根ざした草の根活動など157件(昨年度124件)で、合計530件の申請がありました。

2008年向け新型“TF108”をドイツ・ケルンの本拠で発表

1月10日(木)パナソニック・トヨタ・レーシングは、2008年シーズンのF1世界選手権で、上位へと挑戦すべく新型“TF108”を発表しました。
ドイツ・ケルンのチームのテクニカルセンターで、パナソニック・トヨタ・レーシングの主要なメンバーと、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、小林可夢偉の3名のドライバーが登場し、世界中のメディアと、多くのファンがwww.toyota-f1.comのライブ中継で見守る中、新型“TF108”の幕を外し、その勇姿を披露しました。
トヨタのチャレンジ・スピリットと高い目標を達成しようとする精神がTF108の進化に大きく寄与しています。主な変更箇所はホイールベースの延長、空力性能の向上、サスペンションの改良や新しいギアボックスです。風洞実験やシミュレーションでは、TF108が確実に進化していることが示され、これにより、チームはレースで勝つこと、世界選手権争いに加わるという長期的な目標に近づくと期待しています。

トヨタ自動車プラグインハイブリッド車

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、1月13日(日)、2008年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、2010年までに、リチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド車を、米国を始めとした地域でフリートユーザー向けに販売することを発表しました。
搭載されるリチウムイオン電池は、トヨタ自動車と松下グループが共同出資しています、パナソニックEVエナジー(株)(本社:静岡県湖西市、社長:林 芳郎)の大森工場における量産化を検討しています。
トヨタ自動車は、2007年より、日米欧でニッケル水素電池を搭載したプラグインハイブリッド車の公道実証実験を行っており、米国では、加州政府の環境技術開発支援プログラムの下、11月よりカリフォルニア大学(アーバイン校、バークレー校)と協力し、公道実証実験を開始しています。今回の発表はプラグインハイブリッド車の普及に向け、次のステップに進むものです。